勇気あるボランティア

 私の仲間E君が、4月22日から友人と二人で
三泊四日 南三陸町にボランティアに行って来た
    報告を26日に受けました。
E君の友人は三回目のボランティアとのことです。


自動車いっぱいに救護物資を持ち、
避難所に配って歩いたとの事。
特にガソリンも少しずつ配り、気がつくと600リットルを・・・
大変喜ばれたそうです。


子供達に喜ばれたのが < 鯉のぼり >
被災を受け季節感がなくなりかけた被災地に、
大人達もやっともう一ヶ月半が過ぎたんだと、
季節が替わってきたことを感じたといいます。


彼等は4日間に亘り、ひたすら避難所の中にいる人々の
御用聞きに徹し、注文を受け、自腹で買い届けたということです。


二人が徹底してやったことは、
 < 名前は名乗らないこと >
相手がわかるのは、横浜ナンバーの二人ということだけ。
 < 避難所の食糧、水は一切頂かないこと >
4日間、E君はカロリーメイトで過ごしたそうです。
夜は車の中で寝て、とにかく被災者に迷惑をかけないこと。


海岸道路を走っていて、道路の亀裂で走れなくなった時、
携帯の地震ブザーが何回も鳴り、逃げ場はなく、
生きた気がせず、ビビリました! と。
正直なところでしょう。
被災者の方々も毎日の余震の知らせで体調を崩すと。


E君は私とインドに植林に行く為、
こつこつとお金を貯めていました。
そのお金と頂いたばかりの給料、合わせて35万円、
友人からの支援15万円、全て被災者のために使ってきました、
・・・・・以上が報告です、との一言でした。


私も今度は多くの友人が被災しました。
国際教育支援ボランティアを長く続けているので、
常に無償の愛をE君に説いているので
E君の実践が誠に嬉しかったです。


4月26日の新聞でこんな記事を拾いました。

米国から放射能予防薬 到着
福島第一原発事故を受け、米国が緊急災害支援物資として
安定ヨウ素剤 約1万4000錠が東京江東区テレコムセンター
到着した。 事故悪化で放射性物質が大量に放出された際、
発ガンリスクを低減する為に飲む薬。


私は何故もっと早く取り寄せないのか不思議に思います。
受刑者から義援金2156万円
東日本大震災の被災者に対し全国の刑務所の受刑者や
拘置所の被告ら約2800人から計2156万円の義援金が寄せられた。

この様な例は世界的にめずらしいと私は思います。
故郷を想う気持ちもあってか、
日本人の心の根の優しさが考えられます。


私の提言
  なかなか進まない避難生活者への対応
  今必要なことは、過去に経験した人の力を借りることです。
  誰に頼んだらうまくやれるか
  

私の考えは、
  避難所の自治体の対応は 三宅島 元村長、
                山古志村 元村長

  自衛隊は、PKOの経験がある 佐藤参議員
  指揮は  佐々 淳行氏に
  総合プロジュースは  石原 都知事

  これは今後東京の大地震も予想されるので
  実行力にかけてみたい


総理大臣は上記の指揮者にまかせ、外国の支援国、
協力者に頭を下げる。被災者に頭を下げ続ける。
そして、高所から対応すればよい。
これが私の考えるうまく対応できる方法と思います。


釈迦尊が死に直面した時、信者に残した言葉は、
「自灯明、法灯明」
「他人に頼ることをやめなければ人間は救われない」

最澄は、
「一隅を照らす人、これ国宝なり」と足元の一灯から説いた。

かつてアメリカ大統領 ケネディは、
「勇気ある行動には、壮大な勝利と悲劇がこめられている。
 我々は義務と果さなければならない」と言われた。


E君の勇気あるボランティアは、日本の精神が込められています。
必ず日本の被災者は立ち直り、立ち直ってもらわなければなりません。
日本人の心が広く世界に向けて発進していっています。
世界のリーダーになれるか、精神と行動を世界が見ています。
日本人全体でどこまでも支援して行こう。
E君の勇気あるボランティアに続こう!!!