協会に一輪の花が咲いた!


6月6日、わずか3mmの花弁の中に黄色いめしべ 小さな小さなニームの花が咲いた。

東京 渋谷の協会で、ニームの花を咲かせることが出来るか、課題であった。
ニームと出合って15年、協会を作って12年、NPO法人で11年。
花を咲かせた。
感無量である。

ニームを信じ広めた釈迦尊を信じ、国連を信じ、仲間を信じ、己を信じ
やっと咲いた一輪のニームの花。


この環境で咲くことは奇跡に近い?
8年ものの木があるが、これは咲かない。何かの条件が整わないと咲かないのだろう。
インド・ミャンマー・タイなど、何回も何回も見てきたニームの花だが、日本で咲かしたことに意味がある。


今までの苦労が一瞬にして飛ぶ。


苦しかった、でもがんばった私と仲間達。たった一輪の花の力は、どこから来ているのだろうか。
かつて、花の命は短くして苦労のみ多きと詠った歌人がいたが、この歌の心が伝わってくる。


花は私に何を教えようとしているのか、教えたいのか。
花の命と心が、私達に伝えなければならないことを、黙って自然に無言で教えてくれる。


一輪の花が私の心を奮い立たせ、他人への慈しみを与える。
南国で咲く花が、なぜ日本で6月6日に咲いたのか疑問は続く。
家で咲かせた時とは嬉しさが違う。
個人の喜びより、ニーム関係者が数多く出合うニームの花に別の意味があるのだろう。


花は何もしゃべらない。唯、唯、黙って咲く。
一輪のニームの花。一心に見ていると涙が出る。
複雑に想いが重なる。
結局ニームとは、私の人生なんだ。
苦しさの連続の中で、偶然に咲いた一時の喜びが私の心を奮い立たせる。
ニームの花が私に勇気を、根気を、愛を、情を教えた。
2つ目の花を咲かせる為に、わが人生の全てを入魂して、この一輪の花と対話している自分がそこにいる。

ありがとうニームの花

我が人生の花、天界に咲いた花。
一輪のニームの花に数々のことを教えて頂いた6月6日でした。