竹とニームのハーモニー

10月27日(土)  湯(タン)博士(中国)竹の交流会
           杉浦 銀治先生 炭団つくり実習

主催   南伊豆竹炭ひろば
     下田ガールスカウト61団


【 開催の趣旨 】
 中国において竹資源の利用は、タケノコ生産はもとより、枝、葉まで利用する体系ができ、産業として確立し今後も成長が期待されております。
一方日本の竹資源への活用方策は閉塞状況が長年つづき、迷惑資源視する傾向すら生まれております。
中国浙江省は中国の竹産業の最も盛んな省であり、なかでも 臨安市にある浙江農林大学は竹に関する研究では、群を抜いた存在であります。
 竹の新品種育成、遺伝子情報の解析など先端の研究をされている湯定欽博士に指導をお願いいたしました。
あわせて湯定欽博士と研究のパートナーであり、浙江省林業大学と研究交流を長年行われてきました吉永氏(世界竹研究所所長、福岡在住)にも指導をお願いいたしました。


【 日 程 】
10:00〜12:00 湯(タン)博士と竹林探索
13:30〜14:30 湯(タン)先生レクチャー
            吉永先生(世界竹研究所所長)解説
14:30〜15:00 稲葉先生(NPO法人日本ニーム協会会長)ニームの話
15:00〜16:30 杉浦銀治先生指導による炭団(タドン)つくり実習、四方竹狩り
16:30 夕食準備、四方竹、イノシシ料理
18:00 解散

湯定欽先生  東京大学農学部客員教授 浙江省農林大学教授(博士)
吉永勝彦先生 世界竹研究所所長 700種類栽培保存
杉浦銀治先生 国際炭焼・炭焼き協力会会長
稲葉眞澄先生 NPO法人日本ニーム協会会長<特別ゲスト>

 

私は、ニームに関わる前は竹炭の普及につとめて参りました。竹炭に関する本も書いたことがあります。
竹とニームのハーモニーはより素晴らしいものになることを知っています。
双方の長所を出し合うと良き商品もできます。

参加者は、竹の関係者、地元の農業関係の高校生、先生、ガールスカウトの方、つきそいの親、その他九州はじめ遠くからも参加者がありました。
竹の話に感動し、ニームとの出合いにも衝撃を受けたようです。

皆様にニーム茶を飲んでいただきました。
早速農業高校にニームのサンプルを送ることにで一致しました。
帰りがけ、下賀茂熱帯植物園に寄り、ニームの苗を置いて越冬させていただきます。
心から感謝です。
ここは温かいので、よく延びると思います。

竹とニームがハーモニーを始めたスタートの日になりました。
仲間の茂木、榎本の両名の協力を頂き、無事帰ることができました。
主催者の山本剛様はじめ、参加者の皆様、どうもありがとうございました。
感謝、感謝、感謝・・・・・・!