NPO法人 日本ニーム協会 平成24年度報告会

NPO法人日本ニーム協会に、いつもご協力頂きありがとうございます。
本年9月にフィリピン共和国・西ミンドロ州 サンホセ市 セントラル地区 カソィにNPO法人
日本ニーム協会研究所を創立しました。この地でニームの研究をします。
政府から200万坪の土地を借りた当会員の開発に、ニームを植林し、ニームをベースにした有機
農業に協力いたします。
                  
                       記
    
1. 日時 11月15日(木) 13時30分〜16時30分 (開場13時より)
2. 場所 渋谷区文化総合センター大和田2階 学習室1  渋谷駅南口から徒歩5分
  (TEL 03-3464-3251 渋谷区桜丘町23-21 http://www.shibu-cul.jp/access.html)
3. セミナー内容

【 ゲスト挨拶 】
◆萩原 孝一 氏 前 国際連合工業開発機関 開発官
   国際連合工業開発機関(UNIDO)には27年勤めました。
   国連には専門機関が20あり、5万5千人の職員がいる。
   ニームを“20世紀最大の贈り物”と言ったのはFAO(国連食糧農業機関)。
   ニームを具体的に担当しているのはUNIDO.
   これからもニーム、アフリカに直接関わっていく。


【特別ゲスト挨拶】
◆ツルネン マルテイ 氏 参議院議員 国会議員有機農業推進議員連盟事務局長
 日本ニーム協会 報告会には毎回参加している。今回は終わりまで居ることができる。
 今日は政局について。16日解散することになった。
 党を代表して予算委員会で、代表質問をやる予定がダメになった。
 私はTPPに反対です、しかし45%が賛成している。
 TPPでなくFTAでやればよい。
 農業の自給率は40%を切った。
 来年の7月、参議院の選挙に立候補することになった。
 自分ががんばらないと有機農業法の議員が居なくなる。


◆石井 茂 氏 参議院 民主党秘書会 会長
 一昨年、参議院の選挙に立候補させて頂きました。
 有機農業推進法案ができて5年が過ぎ、見直しに入った。
 選挙で遅れている。法案の中にニームを入れ、協会と一緒にがんばっていく。 


【 会長報告 】
◆稲葉 眞澄  NPO法人日本ニーム協会 会長  
  自己紹介
  ニーム協会を作ってから特に世話になった方。
  ヤップ博士(WHO顧問 昆虫学大家)、ムハメド・エイサ博士(国際連合ストックホルム条約 ニーム責任者)、レスターブラウン博士(環境白書 世界の環境問題の第一人者)、アクナシリ博士(ネイチャーにニーム論文 ニームの第一人者)。
  
  ボーディサン大使(ラオス大使 ニームと出合った国)、リカルド大使(コロンビア大使 ニーム協会国家認証を最初に頂く)、ムタンゴ大使(タンザニア大使 国連大学で開催した国連とニーム協会共同セミナー講師)、オマール大使(スーダン大使 愛知万博ニームを置いて頂く)、ラミーン大使(ミャンマー大使 ミャンマーのサイクロンに対し義援金を送る 現ヤンゴン市長)。
  
フィリピン ミンドロ島に日本ニーム協会の研究所を創立した。
本年は、2つの高校がニーム対応を始めました。
TPPがニーム対応を変化させる。


【 講 師 】 
◆大平 悦子 氏  オーストラリアニーム協会 日本代表
 オーストラリアで高校大学大学院と学び、大学の時ニームと出合った。
 チベット人でアユルヴェーダニーム協会会長のチャンドラ博士から指導を受けた。
 アユルヴェーダでは、古くから薬効が伝えられている。
 本日はインドから帰ってきたばかりです。


◆古谷 暢基 氏  和ハーブ協会 理事長 
 和ハーブとは、日本に育っているハーブのことです。かきどおしが協会のシンボルマーク。
 センダンとニームは同じである。植物は自分で栄養とエネルギーをとる。
 動物は植物を食べて生きる。身土不二が良い。
 沖縄では、女の子が生まれるとセンダンの木を植えた。
 伊吹山には280種のハーブがある。(日本最大)


◆鳥澤 哲男 氏  東洋カイロプラクティック専門学院 学院長
  認知症環境ホルモンの話。
  学院を30年続けている。500名の卒業生が開業している。 
  直営の11店舗でニーム茶を販売している。
  ニームデトックス効果(解毒・排泄・分解)に期待している。
  日本の医療費34兆8048億円。認知症は85歳以上の4人に1人。全国305万人。
  認知症は2つの原因が考えられる。ストレスと環境ホルモン
 
  
◆小倉 和博 氏 (社)日本協同体協会 元常務理事 
  元教師。妻が病気になり、マクロビオテックの日野先生に助けられこの道に入る。
  農林省の社団の役員をやっていた時、農業担当者にニームの話しをした折、
  国産でないものはダメといわれた。 
  有機ジャス、ヨーロッパでは色で何年ものか知らせている。
  有機の状況、アメリカの圧力で変わった。
  今、乾燥機に関わっている。農作物の7割が捨てられている。これを乾燥で助ける。
  日本の農作物を世界が欲している。これからは輸出に力を入れるべきだ。



<サンプル提供> 富士メンテニール株式会社
         萩原 孝一 前国際連合工業開発機関 開発官


本年も数多くの皆様の御協力・御指導を頂き、素晴らしい一年でした。
来年はさらにがんばって良き年にして参ります。
本年は有難うございました。