謹賀新年

2015年が希望と期待をもって始まりました。
朝起き、外に出て太陽の光を拝む。
素晴らしい日の出だ、輝きだ!!
そして、「正月 愛犬の顔に 陽の光」
一句詠みながら、杉山神社に参拝に行く。
行く途中、昨日大晦日のベンチを思い出す。
愛犬ヤスオ君と散歩をし、ベンチで休み、
隣に座っていた老人に話しかけた。
今、91歳です。戦争が始まった時、
満州の満鉄に勤めていました。
招集を受け、23歳の時だ。
フィリピン前線にかり出された。
戦況悪く、ルソン島の中を逃げ回り、食べ物も乏しく
草や根、虫、ヘビなどを食べ
生き延びたが、戦友は次々に亡くなり、生き地獄でした。
終戦を迎え、帰国して1年、入院しました。
今生きているが不思議だ。
今も体の調子は良くない。
老人は言った。けして戦争してはいけない。
何年経っても苦しみは続く。
老人の言葉の一句一句が私の心に刺さる。
今の平和を大事にして欲しい。
心に誓わなければと思い別れた。
そして、今日は神社の前に居る。
鈴を鳴らして
「世界の平和、戦争のなき時代を
日本の繁栄、よりよき日本へ
己には、今年一年全力でがんばります」
祈念し、合掌。一年のスタートだ。
今日は、朝は晴天。陽の光も強く
昼は冷え、東京で元日は私にとって始めての雪。
寒い中、天気は刻々と変わる。
正に人生そのものだ。
今年も今日の天気のごとく大変化する。
一年を暗示する今日一日。
2015年に幸あれ!!ニームに幸あれ!!


衆生無辺誓願