コンゴ民主共和国訪問記


2015年11月18日 私と、オーストラリアから帰国した榎本理事、
友人の石毛氏と3人で、20時45分成田発、エチオピア航空
香港、アディスアベバ経由でキンシャサ空港に翌日到着した。



空港には、身元保証人であり、元外務省官僚フンディ氏と
外務省高官レオン氏の二人が出迎えてくれました。
HOTEL ESTORILに向かう。
20日、I.Sがマリでテロの情報が入る。
石毛氏が建てた学校訪問。子供達の笑顔が素晴らしい。
15時、コンゴ民主共和国の大物政治家ME JEAN MBUYUと会見。
陳情客多数。私達も、ニームの植林の土地、工場建設他、
幾つかの陳情をする。この人物が決定権を持っているのだ。



17時、在コンゴ日本大使館訪問。すごい警護だ。
牛尾滋大使、野口参事官や鵜沼氏、中野さんと会見。
今後のコンゴでの協力依頼をする。





今夜は名物、コンゴ川の大雨と雷を体験する。
ものすごい音だ。戦争でも起きているかの様だ。
イタリア人のカメラマン、アンジェロ氏とも知り合う。
コンゴ川の散策に出かけ、芋虫や、コオロギや、珍しい食べ物を食べる。
そこらじゅうにギャングが居る。金もとられる。
榎本君、体調不良でダウン。
私も蚊にいっぱい刺されたので、マラリアの薬を飲む。
インターネットカフェに入る。満員。外で人々を1時間観察する。
外での美容室?、ほこりの中でのパン売り、道にゴミを捨てる人。
ともかく、道にゴミ。異臭がする。この国の問題点だ。
ホテルに、ダイヤモンドの売り込みも来た。


キンシャサ大学訪問。
大学内にニームがあるのではという情報に、行ったが見つからない。
私の発案で農学部を訪ねることにした。
学部長から、日本の香川大学岡山大学に10年留学したと聞く。
Bvetvsiwa Menavuvu Thomas,Ph.D.氏を紹介される。
今後、彼とニームプロジェクトを組もうと思っている。
本来はバイオの研究だが、ニームにも興味を示してくれた。



本日は、レアメタルの件で知人から依頼があったので、
MBUYU氏から鉱山省のDirecteur GeneralのJean-Felix Mupande氏を紹介され、
訪ねた。氏から詳しく説明を受け、USBを頂きました。





総括
今、この国は内戦が続き、非常に厳しい状況にある。
人が人を信じることが出来ない。暴力がはびこる。
職もなく、生きることに精一杯なのだ。
しかし、世界有数の資源と若い力がある。
躍動する力、可能性がある。
やがて、世界をリードする可能性を秘めている。
普通の博打は目の前の勝負にこだわる。
私は大博打。何年先かわからないが、縁あってニームを通して、
この国の未来と世界平和に挑戦する。
そして、コンゴの太陽は素晴らしかった。
強い光を放つ!
この国の未来に幸あれと祈る!!