令和2年7月15日
【式 典】
13:00 〔開 場〕
13:30 〔開会〕 司会 NPO法人 日本ニーム協会 理事 根本 堅冶 氏
13:35 〔開会の辞〕 NPO法人 日本ニーム協会 理事 河村 恵里氏
13:40 〔ゲスト紹介〕 稲葉会長
【ゲスト挨拶】
13:50 トーゴ共和国 アフォニョン カニユエ セダミヌ 臨時代理大使閣下
【贈呈式・調印式】
14:20 トーゴ共和国 アフォニョン カニユエ セダミヌ 臨時代理大使閣下
【会長挨拶】
【 休 憩 】
【 ゲスト挨拶 】
15:00 新屋敷 道保 公益財団法人 オイスカ理事
15:15 五十嵐 隆博 一般社団法人 日本二輪自動車推進協会 理事長
15:30 ンダンビ クリス コンゴ民主共和国 医師
【閉会の辞】
16:30 NPO法人 日本ニーム協会 理事 菊池 和一 氏
■稲葉 眞澄 日本ニーム協会 会長
日本で、2011年3月11日に東日本大地震の被災があった時に、一番初めに日本に来た外国要人がトーゴ共和国のニャシンベ大統領です。6月5日~11日まで日本にいて、日本の状況を自分の体を張って実感し、世界に「日本が安全な場所」であることをアピールしていただき、非常に感謝しています。今回、縁があり、トーゴ共和国に医療用中古バイクと衣料を贈呈することになりました。
これは日本国民の一人として、トーゴ大統領および国民への感謝の気持ちです。
■セダミヌ臨時代理大使
コロナのなか参加いただきありがとうございます。今回は、ヘム一等書記官とジュリス広報官に同席頂いています。稲葉会長の一つ一つの言葉にトーゴに対する深い愛を感じました。衣料26トン、医療用中古バイク10台は、トーゴ共和国の必要な人たちに渡します。今回の贈呈式は、トーゴ共和国と日本の架け橋となるでしょう。稲葉会長には、トーゴ共和国として感謝しています。この贈呈式は、始まりであり、今後、トーゴ共和国と日本で協力しあっていきたいと思います。
■石毛しげる 東京都議会議員
稲葉会長にはアフリカに向けるエネルギーを感じます。トーゴ共和国の大使は、実直でフレンドです。海外に2月から3回行く予定でしたがコロナ騒動でキャンセルとなりました。日本には、アフリカに理解を示す人が少ないです。トーゴ共和国がアフリカへの取っ掛かりとなることを期待しています。アフリカは、人は素晴らしいですが、大変な状況です。私は一兵卒として活動していきます。
■贈呈式、調印式
贈呈式、および調印式が行われました。
贈呈式の動画
■稲葉 眞澄 日本ニーム協会 会長
本日は、コロナで大変な時、皆様にご出席いただきありがとうございます。
今、コロナで毎日のようにテレビ出演している「鹿野晃医師」にも2回公演いただいています。
このたびは、アフリカに移動病院を作る一環として、衣料とオートバイを贈ります。一年前に、トーゴ大使館員と、ニーム協会員全15名で食事をしながら対話しました。その後、人間関係を構築し、今日に至りました。
個人的に、新屋敷氏と五十嵐氏の友情により、私が責任を持って対応させていただき、本日の運びと相成りましたことを、報告申します。何回も大使館を訪問し、セダミヌ大使、へム一等書記官、ジェリス広報官、北上通訳には大変お世話になりました。
トーゴ共和国、日本国、お互いの発展のため、日本ニーム協会も頑張ります。
■五十嵐 隆博 一般社団法人 日本二輪自動車推進協会 理事長
協会では、二輪車を使った社会貢献を行っています。フィリピンに実績があります。今回、ニーム協会の医療バイクの提案に賛同し、日本郵政とアライアンスを組み、年間7,800台のバイクが廃棄される状況を、移動病院とすることで社会貢献します。他にも災害現場の活用など方法はあります。また、日本の中古バイクを修理する場所を作ることで雇用が生まれます。貧困層の自立につながるよう、中古部品の販売、修理など事業的な支援を行い、トーゴ共和国の発展のために協力いたします。
■ンダンビ・クリス コンゴ民主共和国 医師 会長パートナー
コンゴ民主共和国では、医者の勉強をし、日本の環境を勉強しました。今、ゴミの問題、水の問題が大きく、ゴミから蚊が発生し、マラリア、エボラなどの病気が蔓延しています。今回の移動病院のプロジェクトは、田舎に病院がなく都会に行く前にバタバタと人が死んでいくため、町の小さな病院が必要である現状に合っています。世界各国は、アフリカの政府に対してお金を出していますが、裕福なところに流れています。国ではたくさん人が死んでいます。食べものがありません、5歳から12歳の子供から働いています。病気になったら死んでしまいます。戦争で女性がレイプされます。何かできることができないか? アフリカ全体の問題です。国民は、自分の名前すら書けません。大人になったら犯罪者になるしかありません。今のアフリカを良くしたいと思っています。
■中川 貴博 日本ニーム協会 会長補佐
今日来る予定だった、新屋敷参事の代わりにお話しします。
オイスカは「すべての人々がさまざまな違いを乗り越えて共存し、地球上のあらゆる生命の基盤を守り育てようとする世界」を目指して1961年に設立されました。
オイスカは、世界の貧困、および、日本で服が捨てられてる、現状のなか、捨てられる衣料を有効活用できないかを考え、世界の貧困層に衣料を配布しています。いままで87ヵ国に衣料を供給してきました。日本ニーム協会は、医療・農業・環境・教育という4つの軸がありますが、ニームだけでは賄いきれなく、専門の方の力を借りつつ目的を達成することが必要となり、新屋敷参事には大変感謝しています。