NPO法人日本ニーム協会 令和3年度 勉強会 (令和3年7月15日)

NPO法人日本ニーム協会 令和年度 勉強会

令和15

 

 

f:id:neemkyokai:20210728142840p:plain

開会のあいさつ

 

 

 

13:15 〔 

13:30 〔 司会 NPO法人 日本ニーム協会 理事 根本 堅冶 氏

13:35 〔開会の辞NPO法人 日本ニーム協会 理事 藤井 貴大氏

13:40 〔ゲスト紹介稲葉会長 

 

表彰式

13:50 トーゴ共和国 アフォニョン カニユエ セダミヌ 大使閣下

      トーゴ共和国 ジュルス カンコエ アデュアヨム 広報官

      新屋敷 道保   公益財団法人 オイスカ 理事

 

       f:id:neemkyokai:20210728143144p:plain

新屋敷 道保   ジュルス   稲葉 眞澄

 

トーゴ共和国 ジュルス 氏より ニーム協会 会長 稲葉 眞澄、公益財団法人オイスカ 元理事新屋敷 道保 感謝状が授与された

 

ニーム協会 会長 稲葉 眞澄 より トーゴ共和国 ニヤシンベ大統領、トーゴ国民殿、公益財団法人 オイスカ 元理事新屋敷 道保 感謝状が授与された

 

 

 

会長挨拶

14:30 NPO法人日本ニーム協会 会長 稲葉 眞澄

 

昨年令和2715日にトーゴ共和国セダミヌ大使閣下ご臨席の元トーゴ共和国に衣料26トンとオートバイ10台を贈る約束をしました新型コロナや船のチャージが高騰しやっと本年68日にトーゴのテレビにて配布した様子が放映されましたこれを記念して1年後の本日715相互いの表彰式を行いました

思えば3年前友人がトーゴ共和国の前大使とセミナーで知り合いトーゴにもニームの木がたくさんあるので一度お話しをしたいと問い合わせがあり日本で一軒しかないトーゴ料理店赤坂で会合をもちました大使と広報官3人とニーム協会12名で会談をしましたそこで、2011311日の東日本大震災65日から11日までニヤシンベ大統領が被災地に来て日本は大丈夫だと言い続けてくださった事を知りました

そのことを恩義に感じた私は日本国民の一人として大統領とトーゴ国民に感謝しお礼したくこの度の運びとなりましたことをご報告します

 

*会長挨拶後にトーゴ共和国国営放送で放映されたVTRが流された

 

f:id:neemkyokai:20210728143727p:plain

 

ゲスト挨拶 】 

水野 素子  宇宙航空研究開発機構(JAXA)で月・火星探査に関する国際協力

 

 みなさまこんにちは宇宙航空研究開発機構(JAXA)27年間働いています。3年前から政治に関わり、2年前に参議院選に出衆議院選挙に向けて活動をしています。「政治には愛が足りないそして正義も足りないと思いしっかりとやって次の世代に継ぎたいと思います稲葉会長にもご指導いただきながら活動しています

 今日はJAXAはお休みをとり個人として参加しています私はアフリカにあこがれています国際的に貢献する人間になるために勉強を頑張ったのですが小学生の壁新聞でエチオピア難民についての記事で最低限の自由そして生きることそのものが奪われている状況に衝撃を受けました私は何か役に立てないかなと努力を始めたきっかけです

 国際協力の中でも未来に向けた活動としてJAXAに行きましたニーム・稲葉会長に出会いアフリカでなにかできるかなとわくわくしています

 2011311日の東日本大震災トーゴの大統領が来てくれたのを初めて聞きました素晴らしい人類愛にあふれていると思います

 2011311日の東日本大震災は天災でしたが今コロナを見るとどちらかといえば人災ではないかと思っています政治・行政が機能していないことがいろいろな局面で現れていますコロナを見ても日本の国民は我慢しながらやっていますまず日本人としての軸を取り戻すことが大事だと思います新しくコロナによって日本が世界が生まれ変わる世界になっていくと思います

 JAXAでは宇宙ステーション人が宇宙に行く事業に25年間以上関わってきました私は宇宙基地に関する国際的な取り組みをやっていますその中で国家の仕組みが変わってくると思います一つの国に首相がいてその中に国民がいて領土がある宇宙ステーションについても同じような法律ルールつまり日本の領土で日本の法律があるアメリロシアそれぞれある隣の家が違うと違う法律になるんですね古いと思います日本だけでなくグローバルで人類が繋がっておりみんなが幸せになるという発想が必要だと思います。9~10月の選挙で新しい社会再建をしていきたいと思っています

 

ンダンビ クリス 氏 会長パートナーコンゴ民主共和国 医師

 

 ニーム協会と出会って移動病院のプロジェクトどうやってやるかを一緒に考えているアフリカのシステムを考え直したいアフリカの政府の人が貧しい人を助けるためにお金が欲しい物資が欲しいと言っているがどうすればシステムが変わるかを考えている自分たちの世代では難しいかもしれないが、10、20才の人が自分で仕事をするどうすれば仕事が作れるかニーム協会と協力しニームの紅茶を作りダイエット用に販売するとかアフリカは蚊が多いのでニーム蚊取り線香農業一緒に考えています

 アフリカで仕事を教えてお願いしないで自分の金を稼げるようなシステムにしたいどこでもお願いしています魚を貰うそして食べると無くなりお願いするという今の政府のシステムではなく自分で魚を育て取るというシステムに自分だけではできないのでみんなで協力しながら進めたい

 ゴミの問題をどうにかしたいアフリカはどこでもゴミだらけみんなゴミをどこにでも捨てるゴミからなんでもできるゴミから電気ができるゴミからペーパーができる政府に問題ある貰って懐に入れるどうすればいいかを考えている

 子供が学校に行かないなにもわからない大きくなったら馬鹿になるしかない戦争とか暴力日本で勉強しアフリカで教えるとかできないかもしれないし死ぬかもしれないができることを積み重ねるしかないコンゴ共和国アフリカで番目にでかい国である昔でいうとザイール昔は山で金を採る隣にウランがあるから戦争をするそのシステムは良くない

アイフォンの修理とか若い子供たちができることを考えている

 

萩原 孝一 氏    国際連合工業開発機関 開発官、 アフリカ協会

 

 中目黒に住んでいる萩原 孝一と申します稲葉会長ならびニーム協会に出会ったのが今世紀の初めの20年前その時私はUNIDOという国連機関の職員をやってました皆様にとってなじみの薄い機関ではありますけれど実はニームを手掛けてきた世界的な機関としては唯一といっていいです。1999年にインドのデリーに地球上初のニーム国際研究所を設立しましたこれはUNIDOと国連の大蔵省との合作ですそして数か国でニームの国際会議を開催しています私はニーム協会に出会ってなんとかニームをアフリカにというのを20年越しに思っております今回ニーム協会が見事な多様化を図っていると認識しています

 SDGsという言葉を皆様認識しているかと思いますが今回のトーゴへの26トンの衣料の寄付はSDGsの典型だと思っておりますSDGsには17の開発目標がありますよねそれの1丁目1番地の問題は貧困問題ですSDGsとても素敵なキャッチフレーズがあります。leave no one behind(地球上の誰一人取り残さないです現実的に考えると例えば貧困問題一つを取り上げても地球全体でその問題に取り組んでも難しいと思いますなぜかというとアフリカの貧困問題と日本の貧困問題は次元が違うからですこれを同じ次元として問題を捕らえても現実的には難しいと思います3次世界大戦を食い止められるSDGsしかないと思っていますがSDGsが技術とか現実的な問題として取り組むとますます貧富の差が激しくなってしまう気がします。17あるうちの18番目に何が入るかというと私はそこに心の時代というものを入れていきたいと思います。17の目標値に加え目に見えない源みんなで底上げをしていきたい今回のトーゴへの衣料支援はまさに心と心の世界そこに一切のビジネス的な世界はないこういう活動の積み重ねがSDGsに向かっていく一つの原動力になると思います流石ニーム協会

 さて世の中コロナワクチンもはやワクチンを打ってかどうかがこの国最大の個人情報になりつつありますこのコロナは人類に恐怖とともに生きるか愛とともに生きるかの選択を求めています稲葉会長は、「明日はないとおっしゃっています老人たちには明日がありません私は政府に従い1年間自粛していましたが残り10年のうちの1年費やしました付き合いきれません常識をもって外に出た方がいいと思います

 大谷選手の活動はノーベル平和賞に値するかと思いますとてつもない日本人が出現している第三次世界大戦を止められるのはこの国ではないかその日本を元気にするために本を書きました。60歳以上の高齢者が4千万以上いるこの人たちの15%を元気にすれば日本も変わるのではないでしょうか

 

新屋敷 道保  公益財団法人 オイスカ 元理事

 

 本日はお招きいただきありがとうございます衣料26万トンは何枚かというと3万枚です私はこういう活動を27年間やってきましたが国によって子供服だけ欲しいとか暑い国なので薄い服とかそういう希望があります国によっては希望をアンケート取って送るケースがあり子供服を50%とか女性服25%とか要請されることがあり区別して出せます神戸に仕分けする工場があります私たちは中古衣料と言っています定義としては店で袋に入っているのが新品袋から出したものを中古と呼んでいます私たちが送っているのはほぼ新品です多くの国アジアはすべて南米についても支援しています前からアフリカに支援したいと思っていたが稲葉会長と知り合ってアフリカに支援をしていこうと思っています何十年かけて衣料の準備しています

 お金はどうしているかというと例えばミカン箱1個送ってもらうと、3,000円を加えて送ってもらっていますそのことにより資金には問題は出ていません衣料を送らなくてもお金からだけでも送っているケースもあります神戸に工場を持って中古衣料を送ってもらい仕分けし現地に届けるシステムを構築しています以前は強盗にあったりしましたが今は対処しきちんと届くように仕組みを作っていますこれからもよろしくお願いいたします

 

閉会の辞

15:15 NPO法人 日本ニーム協会 理事 坂本 雅司