「NPO法人日本ニーム協会 令和4年度 勉強会」 令和4年7月5日

全体写真

 

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 Toshi 小島  ディジュリドゥ演奏 

シンガーソングライターのToshi小島氏よりオーストラリア大陸の先住民アボリジニの楽器ディジュリドゥによる演奏

 〔 司会 NPO法人 日本ニーム協会 理事 根本 堅冶 氏

 〔開会の辞NPO法人 日本ニーム協会 理事 服部 香里 

 〔ゲスト紹介〕  稲葉会長 

 

ゲスト挨拶

マラウィ共和国 駐日副大使 ジョセフ チクウェンバ 

私は名前をジョセフチクウェンバと申します駐日マラウィ共和国大使館の副大使をしておりますマラウィはアフリカの温かい心と言われておりが人懐っこく情のあふれる人柄をしている国です。1964年イギリス領から独立をしマラウィ共和国になりました日本とマラウィの二国間関係ですが世界中どこの国よりも日本からの恩恵を受けておりありがたく思っていますマラウィは西洋医学にアクセスできず、70%以上人が伝統的医学に頼っています一番ポピュラーなのがニームです昨今のコロナ渦なかでマラウィではニームの興味需要が高まっていますマラウィの人はみな明るく平和の国です

 

トーゴ共和国 広報官 ジュルス カンコエ アデュアヨム 

ニーム協会と出会ったのがちょうど3年前それから3年間の間トーゴの社会問題を知ってもらい去年26トンの衣料をコロナ化の中で寄贈いただきましたまた今年医療用のオートバイを10台を贈っていただいてます 今日はトーゴの隣のガーナに日本の方が長年住んでおられたということを聞いていますのでガーナについて教えていただきたいと思います日本に来てニームの効果を知りましたサハラ砂漠の南にニームの樹はありますがニームの効果は稲葉会長聞き初めて知りましたニーム成分を使ったらみなさまもマスクなしで生活ができるようになるかと思います

 

松本 伸一  70才から農業法人取得 ピーナッツ栽培

60歳からの10年間は大地の中で黙と農業をやっていました農業に入ったきっかけは女房がガンになったことです本を読んでいるなかで、2人に1人が癌になるという現状農薬が原因の一つです自分が食べるものを自分で作るんだと農薬を使わない農業をそれから黙10年やってきました自分がやってきた経験小さな会社の経営でしたがそれを農業に恩返しできないかなと行動してきました今の農業の中で最も重要なのは育てるですこの70年間人を育てるということで母親が子供を育てるように自己犠牲をしながら育てていてそれを喜びと感じる文化が日本にありましたが、70年前から時代がだんだん変わっていっています 事業と生業は違うと思っていますが今の時代はすべて事業です生業は人柄とか人格その中で黙とやることです今の時代は焦ってしまったのでないかと思います事業も素晴らしいが大切な生業として人としてどうかを私は農業の中で実現しています

 

谷山 成昭  株式会社サンスイホールディングス社長 オリーブと農業用水の普及活動

弊社は10万本トルコからオリーブを買い付けてから5年になりますオリーブをやるにあたって虫や病気の問題がありニーム協会でニームを紹介したもらい取り入れることになりました東京生まれですが九州の台風がすごく一番最初に稲葉会長から電話があり大丈夫かという連絡が入りました大丈夫ではなかったのですが)。私も稲葉会長に習い死ぬ日を決めていますというのはゴールを決めているかどうかが人生の鍵になると思ったからです 絆オリーブプロジェクトはトルコと日本をつなぐ友好事業になっています。1890年にエルトゥールル号和歌山県沖で難破して多くの人が亡くなりました。69人のトルコ人を日本の貧しい方が助けたことがトルコの教科書に載っていますちなみに絆という言葉はトルコ人の仲間から使うようお願いされましたトルコから10万本買付をし日本で40箇所で北は北海道南は沖縄で展開していますオリーブプロジェクトは日本の農業の底上げするきっかけとなりますオリーブ農園は観光農園として人を集めてビジネスモデルを作りやすいですこのモデルに興味がある方はお話だけでも聞いて欲しいです

 

中村 陽子  NPO法人 めだかの学校代表 安心と安全農業提言続ける

21年前にめだかの学校というNPO法人を作りました危機だなと思ったのが日本人が米を食べなくなり田んぼの生き物がほとんど絶滅している状況で田んぼを変えないと日本の自然がなくなってしまうことですめだかを保護する会ではなく有機農法の本当のあり方を探究している会です生き物調査部隊と一緒にやっています絶滅危惧種めだかでもトキでもはなく農家だと思います狙っているのが有機給食です給食を有機農家を増やそうかと思っています 太陽光パネル絶対エコでないです地面の温度が変わり環境を守れなく絶滅状態になります日本の食は安全ではないです 日本だけ世界で一番グリホサートの除草剤を買わされています 20184月種子法が廃止され日本の種を国が守ることを廃止されました実際種の値段が上がっていますその翌年に種苗法が改正され種を取るのに許諾料が必要となりました種取りを禁止するというのは農家をどう思っているのでしょうか反対しましたが国が動かないことがわかりました 千葉県いすみ市100%有機給食千葉県木更津市武蔵野市世田谷区青梅市有機給食が進んでいますオーガニック給食にできるように変えていこうと計画しています協力できる方がいらっしゃればすぐにでも行きますのでお声をかけていただければと思います

 

和田 洽史  ガーナ在住10 ガーナでニーム植林 炭焼き

ガーナに10年いますガーナと関係ができたのは20数年前です人伝いでニームは体にいいと知りましたイギリスはインドを征服してきましたのでマラリア黄熱病に対応するためにインドから持ち込んだニームの樹を植林し彼らの病院や宿舎の近くにニームが育っています私のいるマンクランソは南のニームと北のニームの樹が合わさっているところです ニームの樹で炭を焼けば木炭および木搾液からマラリアの特効薬ができると炭を焼けばなんとかなるかもしれないと思いました食べ物にはなりませんがニームの木炭を作り木酢液を作って売るこういうことをしないと持続的モデルができません

 

会長挨拶

NPO法人日本ニーム協会 会長 稲葉眞澄

本日はマラウイ共和国ジョセフ チクウェンバ副大使トーゴ共和国の広報官 ジュルス氏を招待しました両国との関係をさらに深めて参ります私も幼少の頃は敗戦直後で貧しい生活を強いられました今アフリカに移動病院とニームの植林をして参ります。2006年の有機農業推進議員連盟(262で講演し法案をつくる協力をしましたそして法案ができました超党派の議員の努力の結果です。 会長補佐の水野さんが参院選挙でがんばっています。 本日は外国や北海道九州からもご参加いただき満員になりました時代が安心で安全なものへと移ってきましたやっとニームの時代がきたことを喜び皆様とともに歩んで参ります

 

 

閉会の辞

 NPO法人日本ニーム協会 理事 藤井 貴大