2010年6月「ニーム」勉強会報告書

2010年6月8日、 13時30分 〜 16時45分
 渋谷区立勤労福祉会館


定刻 13時30分 スタート
ニーム協会  稲葉 眞澄 会長 挨拶
定員 50名  満席にてスタートさせていただきました。


会長挨拶 : 
   本日は、 ブラジル、 アルゼンチン、 パラグアイ、 ミャンマー、 フィリピン、
     バングラディッシュ、 スリランカ、 インドネシア、 ガーナ等 
   外国にてニームと関係している多勢の仲間が集合して下さいました。


   ニームに出合って15年、  協会を作って10年、
   NPOに改組して9年、 ニームのブームが目の前まで来ています。


   協会と皆様と一致協力してニームの正しい使い方、
   見方を勉強し、広めて参りましょう。


講師 内田 憲元氏 :
   株式会社セゾンドエール  代表取締役
   内田氏は東京大学の谷田貝教授に指導を受けたフィトンチッドの研究者です。



   レジメをしっかり作られてきました。
   今迄ニームを取り扱ってきた現場の様子と、
   これからのニームに対する指針を話されました。


   特に農薬取締法
   農薬の毒性には急性毒性、慢性毒性、特殊毒性があります。
   取締まりは急性毒性は厚生労働省、慢性毒性は環境省
   特殊毒性はどの役所も関与していないと思われる。

   日本の農業の使用量は現在単位面積当たり世界一位であり、
   二位のヨーロッパの五倍を使用量(製品重量換算)で消費されています。

   日本の無農薬有機農法は 0.8%
   有機JAS認定農産物は 0.16%


講師 小倉 和博氏 :
   社団法人 日本協同体協会 元常務理事
   自然食 ミナ   早起き村オーナー



   マクロビュティックは日本から出たシステムです。
   食育の基本にしたい。
   私はJASの加工の認定委員です。
   ヨーロッパでは日本の有機JASはオーガニックと認めてはいません。
   しかしアメリカと日本とは、認知してやっていこうと合致しています。
   そこで日本で育てたニームを使って登録申請したいと考えます。
   

   ニームを、この会場に来た方々で、横の何人にも紹介をして
   是非広げて頂きたいです。


会長講演 :
   これまでは農業関係を中心に話しをしてきましたが、
   今日はニームの成分、効能効果、医療全般とニームの関係
   について話しました。
   特にニンビディンについて医療に関する効能を詳しく話しました。


   近頃協会は、外国でニームを活用しようとしている方の訪問を多く受けます。
   海外の情況、国内の情況の動きを見る限り、
   来年はまさに「ニーム」がフィーバーする年です。
   ですので、今年頑張ってスタンバイしてほしいです。


パネルディスカッション、質問コーナー :
   ニームに対する安全性、  農林省との対応、
   商品開発に関すること、  会社の新しい商品開発にニームを扱いたい、など


   参加者が多く居て、この人達の努力がニームの広がりを
   確かなものにしていくと感じました。


   久し振りの昼間の勉強会でしたが、出席者の熱い意見が飛び交い、
   大いにニームの可能性を感じる勉強会でした。


   皆様  ありがとうございます。
   心から厚く感謝申し上げ、
   報告書に代えさせて頂きます。