「世界が食べられなくなる日」

先日、友人が訪ねて来て、「今、映画『世界が食べられなくなる日』を観てきました。
稲葉さん、この映画にニームが出てきますが観ましたか」と聞かれました。


 「いや、知りませんでした。すぐに観に行きます」と答え、8月1日観に行きました。
 
上映は、渋谷のアップリンクという小さな劇場でした。


監督:ジャン=ポール・ジョー  
製作:ベアトリス・カミュラ・ジョー
ナレーション:フィリップ・トレトン  
パーカッション:ドゥドゥ・ニジャエ・ローズ
(2012年/フランス/118分/原題 TousCobayes?)
配給・宣伝/アップリンク

 

「遺伝子組み換え食品を食べ続けるとどうなるか?」
 ―極秘に進められた研究に密着!


 2009年フランスである実験が極秘に進められていました。

ラットの一生(2年間)に、遺伝子組み換えトウモロコシを与え続けると
どんな影響が起こるのか?

長年の疑問の答えが今、明かされる。


分子生物学者 ジル=エリック・セラリー=教授が行った「主要な実験」は
フランス EUだけではなく、世界中に大きな波紋を投げかけています。

 その研究結果にカメラが密着。



『遺伝子組み換え』と『原子力
―命の根幹を脅かす二つのテクノロジーの意外な共通点。


 世界第2位の原発保有数58基が稼働中で常にリスクと隣り合わせのフランスと、
福島第一原発事故以降の日本、その地に住む農家がどのような影響を受けたのか。


 映画の中で、「自然で安全なもの」として、「ニーム」が出てきました。


 アフリカでは、農業指導人が、農薬に代わり、ニームで行う農業の講習を人々に
指導し続けています。ニームを使った農業が大事であること。


私の書いた「ニームは地球を救う」は、世界が認め、広まっています。


 私共、日本ニーム協会の努力がますます大事であろうと命をかけて、
啓蒙を続けなければならないと心に誓いました。



 2001年ストックホルム条約、国連が生物農業として、ニームを認め、
日本国も批准したことを、私達は再確認する必要があります。


 また、TPPも加盟するということで、ニームの農業や、
生活用品としての必要性がより強くなると思います。

 この映画を多くの方に観ていただきたい。
 


 そして、自分自身で判断し、政府に身を委ねるのではなく、
自分自身で守らなければなりません。



 フランス映画にニームの重要性をさらに教えられた今日でした。