国連のニーム関係代表と会う!!   

neemkyokai2008-11-20

2008年11月17日、15時30分〜17時10分の間、
国際連合工業開発機関 東京事務所で、
オーストリアのウィーンから来日しました、モハメド エイサ博士、
荻原開発官、日本ニーム協会の杉浦理事、私と4人で、
ニームの件でミーティングが行なわれました。
エイサ博士は、国連UNIDO本部のニーム担当責任者です。
ニームは農薬に代わる害虫駆除法として注目されており、
2001年5月に採択された環境保全の国際的枠組み、
「残留性有機汚染物質(POPS)に関する、ストックホルム条約」に基づく
残留性の高い有機農薬の削減に繋がると期待されています。
現在インドでは、インド政府と国連開発計画(UNDP)との連携による技術協力プロジェクト
「環境にやさしい殺虫剤としてのニーム製品の開発・製造に関する技術支援」
が実施されています。
同プロジェクトの実施は、UNIDO(国連工業開発機関)が現地で運営するプロジェクト事務所
「殺虫剤に関するアジア太平洋地域ネットワーク(RENPAP)が担当しています。
この責任者が、モハメド エイサ博士です。
エイサ博士とは、ニームの過去・現在・未来について詳しく語り合いました。
国連で重要視しているのは、
DDTに代わる生物農薬マラリアの予防・治療が二大目標だそうです。
日本ニーム協会は、日本臨床代替医学会の上野医学博士と一緒に、
ニームは医学的薬効が多く、特に抗ウィルス作用と抗癌作用の利用は、
これからの社会に利用する必要があると考えます。
鳥インフルエンザの予防と治療に利用すれば、
世界中への流行を防ぎ、死亡も減らすことが可能であります。
是非、ニームを利用し、地球環境の保全有機農業の確定だけでなく、
全世界の人類に健康と長寿、豊かさと繁栄をもたらしたい、
と上野博士は言っています。
又、国連は、インドの財団、協会、会社が3億円出資し、
西アフリカ 特にシエラレオネ、ガーナ、ナイジェリア、スーダン等で
ニームの植林から製品化迄のプロジェクト立ち上げようとしています。
この基本プラン前の予備プランに、
NPO法人 日本ニーム協会が参加することを打診されました。
国連の行うニームプロジェクトに参加して下さいとのことでした。
私が8年夢見てきた、世界で通用するNPO法人の第一歩が
エイサ博士によって受け入れられました。
来年はニームが広く日本に広がっていくと思います。
その前提として、国連と連帯出来ましたことは、来年に向けて素晴らしい第一歩でした。