カンボジア視察から帰ってきました。 

neemkyokai2008-12-06

11月19日、朝タイ航空にて成田を出発。
バンコク経由にてプノンペン着。
念願のカンボジア。 協会理事でもある岩本氏の頑張る国。
戦いの長く続いた大地。 国家間、また国内での争い。
いまだに地雷が埋まっているという。
それでもこの4〜5年の経済成長には目覚ましいものがある。
空港に降り立ち、ホテルまでの夜の町をトゥクトゥク(バイクタクシー)にて走る。
ここにカンボジアそのものが凝縮していたように感じる。
車とバイクが入り乱れて先を急ぐ。その中にトゥクトゥクが結構多く走る。
後ろから来た二人乗りバイクに危うく手荷物を奪われそうになる。
途上国には何度も行っている、危ない事にも何度もあっている。洗礼か。
今回の視察目的は、岩本氏が築いた流れの構築である。
日本大使館を訪問。篠原大使は出張中にて一等書記官、二等書記官と会談。
JICA 米田所長との会談。具体的場所にての植林などの話を理解頂き、提案書提出の承諾。
メコン大学では学長、副学長と懇談。教員の方々には日本人、インド人の先生もいてお知恵を頂く。
大学創立者の一人、学長の母とバッタンバンの実験農場へ6時間かけて向う。
周りにはまだ地雷が埋まっているという。 撤去には多大な費用がかかる。
広い200万坪の土地。見渡す限り平穏な穀草地帯に見える。 道として作られた場所のみ歩く。
すでに何本ものニームが植林されている。ご馳走になった昼食にはニームが出てきた。

感動! 川魚、ウナギ、川ガニ、どれも素揚げである。それを湯がいたニームで巻いて食べる。
カンボジアでは一番のご馳走は魚料理だそうだ。 最高のお持て成しを受ける。感謝! 
今回の視察で嬉しかった事、以前より岩本氏からよく名前が上がっていたサボン氏に会えたことだ。

彼は農業省の職員でアンコールワットの樹木管理の責任者である。 仕事で家族を支えながら、
王立の農業大学を出た修士である。 その学業支援をしたのが岩本氏である。 素晴らしいことだ。
岩本氏が彼に「私のボス!」と紹介してくれた事で、これからのサボン氏との信頼関係も築けた。
可愛い三人姉妹の子供たちにも幸せになってほしい。 カンボジアへの協力を心に誓う。
26日の夜便にてプノンペンを立ち、バンコク経由にて帰る予定が、バンコク閉鎖により、
27日の夜便にて、ベトナムホーチミン経由にて、28日朝、無事に成田へ着く。
活気に満ちたカンボジアが、安心で安全な国へ。
そしてカンボジアらしさを大切に発展することを祈ります。
カンボジアと日本の友好に乾杯!!! 感謝