平成24年度ニームセミナーが無事終わりました。

ニームセミナーは3月23日(金)13時30分より憲政記念館にて行われました。

杉浦理事の開会の辞でスタートが切られました。

稲葉会長によるゲスト紹介の前に、一枚の葉書が紹介されました。
この葉書は、シンガポールから南三陸町が郷里の須藤秀明氏より頂いたものです。
日本ニーム協会が昨年7月に3日間ニーム消毒を行ったというブログを読まれお葉書を頂きました。

文面を紹介したあと、皆様に起立していただき黙祷をささげました。
  

 挨拶のはじめは、今月で国連を定年になる国際連合工業開発機関(UNIDO)の開発官 萩原孝一氏のお言葉です。

2007年、国連大学でUNIDOと共催でニームセミナーを行いました。
NPO法人日本ニーム協会が世界に対してデビューできたのも萩原開発官の御協力の賜物です。

長い間有難うございました。

 

ツルネン・マルテイ氏は委員会が長引き、代理で石井秘書にスピーチをして頂きました。
いつもお二人にはお世話になっています。



ヴィバウ氏は、突然のアクシデントで間に合いませんでした。



浅井隆彦氏 日本アロマコーディネーター協会JAA常任理事からは、アロマのイロハを教えられました。



藤原誠太氏 東京農大客員教授には、会場にて講師をお願いし、蜂を通じての安心と安全を詳しく聞かせて頂きました。



田辺功氏 医療ジャーナリストには、ウィルスの恐さを聞きました。



中村陽子氏 NPO法人メダカのがっこう理事長は、メダカを通じて自然が変化していることを感じること、また有機農法でがんばっている農家を支援していることを話されました。



唐澤佳長氏 カンボジアコットンクラブ理事長は、前回もセミナーの途中でスイスに向かい、今回は成田から直行でぎりぎり間に合い、経営上からの物の見方を教わりました。



古澤敦氏 カンボジアコットンクラブ副理事長からは、カンボジアのコットンはニームのとりもつ緑で無事育っていることをご報告いただきました。



稲葉会長は、この憲政記念館という会場には二つの思い出がある、一つは生前の相馬雪香婦人との交流があったこと。
もう一つは若い時この場で雄弁を学んだこと。


その後自己の紹介させていただきました。
どの様な過程でニームと知り合ったか、ニーム協会として11年間どの様に運動してきたか、ニームに対する潮目が変わった今年はニームが動き始めるだろうこと。


そしてTPPに対する考え、今後の農業に対する考え。
また生前にオリンピック金メダリスト 前畑秀子さんから頂いた本『がんばれ前畑』からがんばった話を引用させていただき、ニーム協会のがんばりが世を変えるという前置きをしてスピーチをしました。



会は16時30分 信田理事の閉会の辞で終わりました。
会にはツルネン事務所 山本秘書をはじめ、ロシア人のリュボーフュや20代の青年4人のお手伝いを頂き、また14人の裏方でなんとか無事終わりました。



会の始まる前と終わりに、尾崎メモリアルに掲げてある尾崎行雄 及び 相馬雪香婦人の写真に手を合わせ、無事に終わったことを報告しました。



雪香婦人の笑顔は、
「稲葉君 日本を 世界をしっかり頼む!!」と語っているようでした。


私も”衆生無辺誓願度”(誓って全人類の為につくす)と口ずさみ憲政記念館を後にしました。