グアテマラに学校を建てたい!!   

 

友人の沢田さんから、グアテマラで学校を建てたい夫婦がいるから会って頂けるかという相談を4月18日に受けました。
4月25日、平氏と奥様のアリシア夫妻に来社して頂きました。


平氏は、30年弱 NGOの仕事にかかわり、フィリピン・タイの貧困地帯を廻り、
35歳〜37歳 インド、38歳〜41歳 中東イスラム、42歳〜45歳 中央ヨーロッパ
46歳〜51歳 ラテンアメリカ、 現在53歳でグアテマラのマヤ族のアリシアさんと結婚し、日本に帰って来ました。

帰国して10ヶ月でしたが、日本も就職困難な時世。奥様はスーパーの力仕事で腰を痛め、平氏も納得のいく仕事につけず困っているとのことでした。


奥様は7人兄弟で、1人亡くなり6人がグアテマラ国立大学出身で、そのうち3人は教授をしており、奥様もメキシコの大学院を卒業していますが、日本語が片言ゆえ良い職につけないという状況でした。

 
私の事務所で、色々な話をスペイン語で話されました。

6月16日、13時から「マヤ暦と人々の暮らし」が開催されます。(アリシアさんの姉が来日して話しをします)
〜 実物のマヤ暦とグアテマラ人の生活について 〜 
講師 ソフィア・コヨイ (グアテマラ国立大学天文学教授) 参加費500円
問い合わせ先   kazenoshippo@hotmail.com



平氏は、多くの国の言葉を使います。
そこで、友人の碇谷さんが経営している語学関係会社 クレエ株式会社を紹介しました。
そして27日、平氏からメールが届きました。 以下引用します。

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 稲葉先生

 昨日はクレエ株式会社の面接にご同行いただき、本当にありがとうございました。

稲葉先生の温かいお人柄をひしひしと感じております。
 私はこの三十年間、第三世界の底辺の人々とともに人生を重ねてまいりました。
多くの高潔な魂に出会いましたが、やはり彼らと同じ立場にいる限り、社会は一向に良くならないとわかりました。
より高い、広い見地から社会を見据えないといけません。

そんなときに稲葉先生に出会いました。
ニーム協会の活動を通じた先生のお志の深さと人間の大きさに感動しております。
お陰様でクレエで働き始めることができ、徐々に生活も安定してくると思われます。
ゆくゆくはグアテマラにも学校を建てることができるでしょう。

アリシアは稲葉先生の明朗さと気さくさと純真な心にうたれております。

これからも是非先生のご教示を賜りたいと思います。

四月二十七日
         平 貴仁

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キューバホンジュラスニカラグアには、ニームが国中にあります。
グアテマラにもニームスペイン語でmargoas.nim)がありますから、学校を建て校庭にnimを植えましょう。
 
以前、インカ文明のインディオに学校を建てたいと、ソクラテス 塩田氏が来社して以来のマヤ文明からの招待でした。