ニームを温泉で育てる

 先日紹介された鬼岩温泉 湯元館の社長 林氏の「一度来てください」の言葉に、今月23日、鳥澤夫婦と3人で訪問しました。
林社長は、製薬会社と旅館の社長です。

ニームを温泉で育てられるかと、ニームを商品化できるかが私の問題点。
逆に、湯元館をどう活性化するかが私共の提案。
湯元館は日本でもめずらしいラジウム温泉
この地は、日本有数のウラン鉱脈の上にあり、効能効果の高い湯量を誇っている。
この温泉水は飲めるという。実際飲んでみたがうまい。
早速、送っていただくことにした。


鬼岩温泉は、日本全国の温泉場に共通するように客が少ない。
しかしこのロケーションは素晴らしい。昇仙峡と鬼怒川温泉を混ぜたようなロケーション。
深い緑、岩、清流はどれも素晴らしい。
しかし残念なのは、国定公園のため、雑草やくずれた石などを勝手に直すことができない。
管理が大変なのだ。
川には鯉が見えた。森林浴、公園と湯元館の敷地2万坪を見て廻った。


 旅の安らぎは花鳥風月である。
23時に露天風呂に入る。7階の屋上に設置されている。
真っ暗な中に曇っているのか星が霞む。
川の音だけが続く。旅の疲れをとる。ジャグジーから流れる温水がリズミカルに疲れをとる。
翌朝5時に起きて露天風呂へ行き、6時30分まで入る。
暗い日に入る風呂と、朝一番で入る差を感じたかった。

目の前に鬼岩の大自然、岩と木、水の音、鳥の声、うぐいすがホーホケキョ、ひよどり、めじろ、ひばりがさえずりあう。そしてつばめが目の前を飛ぶ。久しぶり、見事な飛び方である。
真上を見ると、とんびが円を描くように優雅に飛んでいる。
すごい!鳥達の共演である。
深い緑の中に、黄色や白色の花があちらこちら咲いている。
感激から感動になり、気がついたら朝風呂に一人、大自然と調和していた。
こんな素晴らしい所に客が居ない。 逆に不思議であった。


社長に、この旅館を再成させるために次の提案をしました。
ニームを温泉で育てて、ニーム関連商品を作る。
ゲルマニウム温泉をボトルで売る。
・長期滞在型の対応にする。(医療対応)
・海洋牧場を作る
ペットホテルに一部改築
・湯元館だけでなく、鬼岩温泉全体をもっと知名度を上げる。


以上提案させて頂きました。
どれだけ具現化するか楽しみです。
是非、皆様 一度鬼岩温泉に行って下さい!
<鬼岩温泉 湯元館> http://oniiwa-yumoto.com/