合宿


8月24日、昨年に引き続き中国武術の青年達と、南伊豆合宿へ行きました。
午前2時、弓ヶ浜海岸に到着。海岸で星を見ながら野宿をしようと、道にゴザを敷いて
眠りについたが、台風の影響で3m前まで波が来ている。
波の音の強さに圧倒される。
安全を期して、竹炭広場に移動し、コンクリートの上にゴザを敷いているが、寒さと蚊の大群に襲われる。
前は川、後ろは広大な竹林山。蚊にとっては良き場所であろう。
こちらはたまったもんではない。これも修行のうち?!


午前5時、大家さんの山本剛さんが起きてくる。挨拶。
朝食をとり、竹炭焼きのセットをする。竹を切り、窯のセット。

8時、東京から5名の仲間がつく。着いたところで火を入れる。
次の仕事は四方竹とバンブーの竹の液を作るため、竹を切りに行く。
竹を細かく切り、10時間煮出すのだ。
そして食器は各自、竹で箸や竹皿を作る。
夜、灯籠をかざるので、竹灯籠を作る。
これにロウソクをいれ、電気を消し満天の星空の下、自分達で作った竹灯籠に火を灯すのだ。楽しみ。
夕方、近くの川の一部が赤く焼けた写景が映ったり、暗い中で月の光が映ったりと、すごいスポットがある。
川の水の幻影なのだ。


夕食の準備にかかる。
本日のメインディッシュは猪の丸焼き。山本さんの土地で捕れた猪を焼くのだ。
骨がついている。これをナタで割る。塩を振り食べる。うまい!!
山本さんの所で、採った野菜と一緒に食べる。
まさに地産地消
火をたき、煙があっちこっちに舞う。酒のピッチも速くなる。


夜、3人が先に帰る。
翌日、吉村君がアトピーがひどいと聞いていたので、朝6時、籠をもって山によもぎ、赤シソ、桑の葉を採りに行く。
籠一杯採ってきて、ニームの葉をプレゼントし、これを混ぜて入浴剤を作ることにした。

9時30分、下賀茂熱帯植物園の安藤社長、支配人を、山本氏に紹介され会う。
園の中は所狭しと熱帯植物の花や実が一杯。
南伊豆に行ったら、是非寄る価値があります。
生ジュースを頂きながら面談をさせて頂きました。
ニームの持つ特性と可能性、この場と地域興しニームが無限の可能性のあることを説く。


10時30分、近くの“銀の湯”に行く。ここの露天風呂で今回の汗を流す。
体中、汗でベトベトであったが、キレイな身体になる。
12時出発。今日は子供にとって夏休み最後の週末。道は混んでいる。
夜22時過ぎに家に着く。この暑さの中、3日間の睡眠で計6時間。
まだ生きている。


今回は来月行くフィリピン、ミンドロ島の山中対策も兼ねている。
次の敵はコブラだ!!