新年の御挨拶

2014年(平成26年)がスタートしました。
私の皆様への年賀状の言葉は 疾風知勁草(疾風に勁草を知る)「後漢書」。
「勁草」とは強い草です。風のおだやかな日には強い草も弱い草も区別がつきません。
だが、ひとたび疾風が吹き荒れると、弱い草は地べたに這いつくばってしまいますが、
強い草は叩かれても叩かれても、頭をあげてまっすぐに立とうとします。
疾風の吹き荒れる日こそ勁草の真価が発揮されるのです。
人間もそれと同じこと。平穏無事な日々には強い人間も弱い人間も見分けがつきません。
困難や逆境に出合ったとき、はじめて、その人間の真価が発揮されるのです。
「疾風に勁草を知る」とはそういう意味に他なりません。

日本ニーム協会も2000年にスタートし、翌年NPO法人日本ニーム協会に改組し、
2014年を迎えました。幾多の風雪に耐え、山中鹿之助の「我に七難八苦を与えよ」の
精神で今日を迎えました。
2014年、さらなる苦難の道を皆様の協力の元、がんばって参りますことを
ここに誓って、新年の御挨拶とします。

            NPO法人 日本ニーム協会
                  会長 稲葉 眞澄