謹賀新年


2016年(平成28年)が今年の目標と希望を胸にがんばると誓いスタートしました。
本年は日本晴れに恵まれ愛犬のヤスオ君と夫婦で近くの神社に
参拝しました。
本年が平和で健康な一年、又、ニームにとって良き年であります様と祈る。
年賀状の中に40数年も会っていない友人からインターネットで
私のブログを読み激励して下さった事に、昔と違いリアルに今がわかる
現実に驚かされました。
又、昨年12月28日にシンガポールから、ある夫婦の方が訪ねて来られ
私の著書”ニームは地球を救う”を持参してくださったことに感激を受けました。
今、国境を越えニームが広がっている事にあらためて知らされた次第です。
本年もセネガルからダボ氏が外国人客第一号で来社される予定です。
昨年は大きな変動がありました。
10月5日TPP批准、批准した事は国内法から国際法(国際条約)に
対応が代わることとなります。
11月にアフリカ コンゴ民主共和国を訪問。
内戦が続くコンゴ民主共和国戦争と平和を人生のテーマにしている
私にとって画期的なものでした。
戦争は人を人でなくする、生きることは生きるために時にはルールに
反することをするのだ。
法規の中で生きる人間が法を無視して生きるとどうなるのか?
弱肉強食の世界となるのである。
何でも有りの世界が出来るのである。
現地で見た人間の性はすごいものがあった。
人間生き延びるというのが正義なのである。
わずかの滞在中に人間とは? 戦争とは? 平和ぼけした日本から行くと
生きることの全てが戦いであることをあらためて教えられた。
平和憲法も平和の中に居るからこそ掲げられるのかもしれない。
人間の本性とは極限に至った時に出るのだろう。
でも私は本年もアフリカに入る。ニームが平和の使者であると信じるから。
ニームマラリアの元になる蚊を退治し、感染症を少しでも防ぎたい。
砂漠化するアフリカ大陸を緑で埋めたい。
ニームの可能性を信じ、己を信じ、仲間を信じ、人間を信じ
2016年が始動したことを皆様にお知らせし、本年が皆様方にとって
倖多かれと祈念し、私の挨拶とします。

2016年1月元旦
NPO法人日本ニーム協会
会長 稲葉 眞澄