NPO法人 日本ニーム協会 令和元年 ニーム報告会

NPO法人 日本ニーム協会令和元年ニーム報告会」

【 式 典 】

13:00 〔開 場〕

13:30 〔開会式〕 

司会   NPO法人 日本ニーム協会 理事 根本 堅治 氏 

13:35 〔開会の辞〕 

NPO法人 日本ニーム協会 理事 服部 香里 氏 

13:40 〔ゲスト紹介〕 

稲葉会長 

【講演】

13:50 アフォニョン クアク セダミヌ氏   トーゴ共和国大使館 大使閣下

14:05 ジュルス カニコエ アデュアヨム氏  トーゴ共和国大使館 広報官 

14:20  ンダンビ クリス氏  

日本ニーム協会会長補佐 コンゴ民主共和国医師

 

14:35 山根 正義 氏   

ほとんどの野菜・果実を完全無農薬            プラント栽培で世界初!結実野菜(キャベツ、レタス、白菜)を生産中           

 

 【会長報告】

14:50 NPO法人日本ニーム協会 会長 稲葉眞澄 挨拶及び報告

【 休 憩 】

15:05-15:15

【 講 演 】 

15:15 川西 恵里 氏 

日本ニーム協会公認ニーム料理研究家、管理栄養士、ロースイーツパティシエ

15:30  北岡 直二 氏   

株式会社パシフィック・ギャランティ          

  日本で居住する外国人の生活サポート会社

15:45 萩原 孝一 氏    

前・国際連合工業開発機関(UNIDO)開発官、 アフリカ協会

 16:00 質問    

【閉会の辞】

16:20 NPO法人 日本ニーム協会 理事 前田 勝之  氏

 

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アフォニョン クアク セダミヌ氏   

トーゴ共和国大使館 大使閣下

 ニーム協会にお招きいただき、トーゴの紹介する機会をいただき、ありがとうございます。

 横浜のTICAD7にて、トーゴ大統領と日本総理大臣との会合で、国と国、人間と人間のつながりを強調されていました。まさに、今日の会合にぴったりです。

 トーゴでは、国家開発プロジェクトで、トーゴの生活、経済の向上のために活動をしています。最近、日本の年号が令和になりましたが、平和そして人と人の関わりを重要だと思いました。

 

ンダンビ クリス氏

 

 コンゴ民主共和国で医学を勉強したあと、日本の大学で危機管理を学んだ。コンゴではマラリアが蔓延しており、日本で作った薬をコンゴで試しているが、ゴミが散乱が蚊を繁殖から病気の蔓延につながっており、まず、ゴミ問題を解決する必要があると思っている。

 アフリカの医療状況は、アフリカは広いので田舎の人が病院に辿り着けない。道端で人がバタバタと死んでいる。どうやって病院に連れて行くのか? 病院に行く前に自ら移動して救っていく「移動病院」をニーム協会と協同プロジェクトとして考えている。

 自分は、どうやってアフリカの人を助けるかを、常に考えている。

 

 

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山根 正義 氏

 農業を始めて50年たった。水耕栽培をやっている。水耕栽培は栄養が少ないイメージがあるが、野菜は自家栄養生物であり、外部から依存することなく、光合成、化学合成細菌などで栄養を取る。

 植物は、旬と言う言葉があるように、季節ごとに採れる野菜がきまり、北海道から沖縄まで2ヶ月くらい温度差があるが、植物は根の温度で必要なバクテリアが決まるため、根の温度をコントールすれば地域どこでも、どんな野菜でも採れる。自然災害で半年野菜が食べられなくなるのは農業とはいえない。また農薬によって野菜自身の美味しさ、強さが損なわれている。産業として農業を捉えるなら消費者にとって良いものを提供すべきだと思う。

  ゴミの問題は、ゴミを燃やして、電気を作るという仕組みなど、環境の仕組みとしてパッケージ化し、その中で農業を営むような構想がある。今、50年持続できる温室がある。張替えもなし、廃棄物が一切でない。バクテリアのすみ易さなど、とことんまで追及した。水耕栽培で苗を大量に作れる。何十万坪の苗を短期間で大量に生産することができる。地球に優しいことをしたい。

 

川西 恵里 氏

 25年間栄養指導をしてきたが、健康に良い・取ってはいけないという指導だと「患者さんの顔色が暗くなっていく」ので、患者さんにとって美味しいものを安全に食べられるアプローチに変えている。

 今まで、100種類の品目を取る、たくさん食べる、乳製品を食べる、などという、マスコミ・医者などの言葉を信じていたが、身体にいい飲み物を毎日飲み続けた老婦が急性胃炎で病院に駆け込んだり、子供が栄養過多でアトピーになったり、いろいろ矛盾を抱えたなか、研究を進めている。自分自身は野菜中心の生活になっている。

 ニームは、糖尿、ガンにいいということで、ニームの粉末を使ってお菓子の試作品を作っている。今回のデザートでは、ニームの粉末を食材に組み込んでいる。

 今までの経験を生かして、「本当にいいものを多くの人に伝える」、使命を感じている。「美味しいね、砂糖使ってないんだ!」という笑顔と驚きを作っていきたい。

 

北岡 直二 氏

 パシフィックギャランティは外国人人材の受け入れをしています。外国人が日本に来ている人数は108万人です。特に中国ベトナムが多いです。外国人人材の受け入れのメリットは①日本人人材不足解消②社内のグローバル化③海外進出の手がかり④コミュニケーション能力文化の向上です。

 特徴は、ワンステップサービスで、税理士、社労士、弁護士と組み、各国の言語で対応しています。具体的には、日本での登記など、日本での起業活動をサポートしています。

 特に、会社設立時から、外国人の日本での年金の払い戻しについてサポートしています。80%は還付されますが、自分で手続きが必要な20%を過去3年分、パシフィックギャランティが手続きします。

 

萩原 孝一 氏 

 今日は、今日しかできない話をしたい。

  生と死はなぜ起こるのか。それは生まれてきたからだ。

 誕生の「誕」の1つ目の意味は「でたらめ」。でたらめの人生を生き、そして命日である「命」の日に、死を迎える。死は、悲しいのではなく良い話ではないのか。そう考えると、生きることは苦しくない。

 親父は病院と無縁の生活だったが、倒れた時に、医者は延命の方法があると「神」のように話し、無言の語り合いを7年間することになった。

 病院でも手付金10万円、葬儀の時の100万円、この世に「赤髭やドクターX」はいないのか。もはや、年齢は言い訳にできない。医者や薬は頼れず、サプリメントが頼りだ。ニームに期待する。

 

稲葉会長

 今季、赤坂のトーゴ料理店にてトーゴ大使館側と会合を行い、翌月、トーゴ大使館に大使を訪問しました。トーゴに興味を持ったのは、3/11の東日本大震災トーゴの大統領が「東北は安全」と世界に伝えてくれたことで、個人的に恩返しがしたかった。

 8月28日、29日、30日 TICAD7は横浜パシフィコで行われ、出席しました。未来の灯はアフリカに有りの雰囲気がムンムンでした。

 6月、7月はカンボジアに行き、近澤農場の中に、日本ニーム協会研究所を作らせて頂きました。フィリピン続く研究所です。

 オリンピックが近づくにつれ、安心と安全が食のテーマとして、拡がっています。

 ニームへの期待が高まっている、大きな波が来ています。

本年も御支援、御協力有難うございました。

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