花  

2月10日、町田市恩田川の歩道を愛犬 康生君と散歩。

一本早咲きの桜の木があります。
ピンクの濃い蕾を見つけました。
偶然に昨年も同じ日に見つけました。

この桜が満開に咲くと、川に桜の枝が垂れ、
川に延び、何本も見事な垂れ桜となります。


春ももうすぐ。


昨年は信州 上田城和歌山城小田原城と三つの城を訪れ、
大名になったつもりで城内の桜を楽しみました。


何故か、桜の花は城が似合う。

遠くは太閤の花見。
昔も今も、日本人は花が好きな民族ですね。


香らないが一面に咲きほこり、人の気持ちを和らげる。


他方、アジアには香る花が咲きほこります。

ニームの花。


桜の花が日本で咲きほこる頃、ニームの花は白く、
ジャスミンににた香りをただよわせ、甘い香りが一面をうめつくします。

カンボジアでこのニームの花を天ぷらで揚げる(バザーにて)

花から蜂蜜をとり、又薬の代わりにします。

今年は私の大好きな桜とニームの花を、同時期に何回か見ることになるでしょう。

花は私に色々な事を学ばせてくれます。


林 芙美子の「花の命は短くて、苦しきことのみ多かりき」

一輪の花が私の生命に宿る。

花、たかが花、されど花

私の心の中に、二つの花を咲かそう。

今年の花も、大勢の人々の心を和ませることでしょう。

                
               稲葉 眞澄