国連ニーム関係代表と会う!②   

国連のニーム責任者、モハメド・エイサ博士と会談。
2008年11月17日に続き、2009年4月13日 13:30より
国際連合工業開発機関 東京事務所にて
オーストリア ウィーンから来日されているモハメド・エイサ博士と
2回目の会談。 
萩原開発官、西田開発官、協会理事 杉浦と私くしの5人にて
ニームに関するミーティングが行われた。

エイサ博士は国連UNIDOの本部 ニーム担当責任者である。


ニームは農薬に代わる害虫駆除法として注目されている。
2001年5月に採択された環境保全の国際的枠組み「残留性有機
汚染物質(POPS)に関するストックホルム条約」に
基づく残留性の高い有機汚染物質の削減に繋がると期待さえている。


インドの研修センターで、世界からニームの研究者を集め、
ここでニームの研究開発を進め、実践をアフリカ三か国で展開するプロジェクト。
このプロジェクトに日本ニーム協会が何が出来、何を実践したいかの提案を出す。
可能であれば参加を希望するとのこと。
今回のあらましである。


今回もモハメド・エイサ博士が言っているのは、
DDTに代わる生物農薬マラリアの予防、治療が二大目標だそうだ。
発展途上国に何かの役に立ちたい。 安心で安全なものを作りたい。
この一心が国連とニーム協会を結びつけている。
博士との二度目の出会いは、さらなる可能性への一歩だった。