ニーム勉強会無事終了  

2009年 7月15日
ニーム勉強会を、渋谷区勤労福祉会館にて
13:30〜16:30 無事終えることが出来ました。
講師は 石見 尚 農学博士にお願いしての講演でした。
講演後、パネルディスカッションも行いました。


今回は30名に限定して、中身の濃いものを考えました。
上場会社から、遠く地方からも多勢の方々にご参加頂きました。

石見博士からは、事前に10枚のレジメをご用意頂き、
始めて教えて頂くことや海外でのニームの話しも
お聞きすることが出来ました。
新しい情報を頂きました。


皆様が今問題にされているのは、7月7日 TBSで放映されたニームと農薬の話しかと思います。
大変に恐い話しですが、ニームが悪い訳ではないのに、いかにもニームそのものが悪いかのごとく
受け取られても仕方のない放映であったかと思います。
放映にもあった本山教授の指摘通り、一年半前の平成20年1月カラーピーマンから
農薬成分である ピペロニルブトキシドが検出されました。
これはアグリコマース株式会社が販売した土壌活性剤「ニームオイル」を使用したためとあります。
以下、農林水産省のコメントのアドレスを掲載致します。

http://www.maff.go.jp/j/nouyaku/n_sizai/aguri_komasu.html

ニームに農薬を入れる、これは違法です。やってはいけません。
大半の業者はまじめにやっているのです。
今回のように業者の目の行き届かない所で起きる事もあるのです。
一部の者の為に全体が信頼を失うことになりました。

本山教授の言われたように、30検体でこの一件が引っかかった訳です。
他には問題はなかったということです。

ニーム」にはアーユルヴェーダ5000年の歴史があります。
長い間、食用、皮膚病、防虫などで使われてきているのです。
近年の成分分析から、安全性は化学的にも認められるようになりました。

アメリカでは、1985年に環境保護庁(EPA)が安全農薬として許可し、
国連では、2001年の「残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約」
で安全農薬として認証しました。
日本では、2006年5月、ポジティブリスト制度799品目に残留農薬の網が
かかり、その内65品目に厚生労働省食品衛生法による安全認定が下り、
その中に「ニームオイル」と主成分「アザディラクチン」の2種が
食品添加物として認可されました。


私のニームとの関わりをお知らせします。
この8年間、私は協会事務所に来ると毎日必ずニームのお茶を飲みます。
ニームケーキで作った米を食べ、おやつにはニームの蜂蜜でパンも食べます。
ニームの石鹸で顔を洗い、ニームのシャンプーで髪を洗います。
ニームサプリメントを飲み、ニームのクリームを使い、
ニームを使ったガーデニングをしています。
ニームの入浴剤でお風呂に入り、ニームのお香を焚いて寝る、という一日です。
ニーム浸けの生活をしていますが、快調、病気知らずです。

ニームは素晴らしいものです。 安心して使えるものです。
自信を持って世に出していけるものです。
そしてこのニームが世界の貧困と病気を救っていくことでしょう。

勉強会への参加者がそれぞれの分野、地域においてニームの普及に協力くださる
事を切に願い、感謝を持って終えた勉強会でした。