川崎国際環境技術展にて 

2010年2月4日、5日、とどろきアリーナにて
「川崎国際環境技術展2010」が開催されました。


川崎から世界に伝えたい環境技術をテーマに行われました。


ブースは、環境改善技術関連、 リサイクル技術関連、 省エネ関連、
国際関連、 産学官連携関連でのブース分けがされました。


国際関連のブースを国際連合工業開発機関(UNIDO)が引き受け、
その中にNPO法人日本ニーム協会が入らせて頂き、
ニームの普及に努めさせて頂きました。



以前からUNIDOと共催で国連大学ニームセミナーを開催したり、
国連のニーム責任者 ムハマド・エイサ博士を紹介して頂いたり、
一体の関係でニームの推進をして参りました。
この関係でUNIDOからお声が掛かり、
国連のブースでニームの提案をする機会を頂きました。



ニーム協会は、ニームの説明パネル、その他ニームの葉、ニーム茶、ニームの枝
をご用意し配らせて頂きました。 大反響がありました。



まだまだ大方の方はニームを知りませんので説明が大変ですが、
葉を一枚口に入れて頂いて、その苦さから体感して頂きました。
苦さにびっくり! それが興味へと変わりお茶も手に持ち帰って下さいました。


何社かの方々ともお話しをさせて頂きました。


鹿島建設株式会社がミツバチプロジェクトをやっていますが、
協会の協力者である農大の藤原教授が関連していました。
NPO法人川崎市民石けんプラントでは、ニームの石けんを作るよう提案しました。
電グループがやっているクラピア緑化にニームの提案もさせてもらいました。
クリーン・インダストリの先駆者であるデンマーク大使館員のニームに対する的確な
お答えにはびっくりしました。 良く勉強しています。素晴らしい反応でした。


川崎にすごい会社があります。
株式会社イスマンジェイ
砂漠に無尽蔵に存在するシリコンと空気中の窒素を主原料とし、
制御型燃焼合成により、シリコン合金メラミックスを製造し
世界初の量産化に成功しました。 
特殊鋼と比較して硬度は2倍、重さは40%、シリコン合金はセラミックスと
特殊鋼の両方の特性を兼備した新素材です。
この会社のエジプト アスワンダムの近くに、ニームとモリンガの植林を提案しています。

他にも素晴らしい可能性をもった企業も数多く出展していました。


一本のニームの木が多大な可能性を持っているごとく、
人間の叡智には計り知れない可能性があります。


この場をお借りして、国際連合工業開発機関川崎市
ニーム普及の場を与えて下さいましたこと感謝します。


そして今回川崎から世界に環境技術が発信されましたこと、
21世紀にこれらの技術が世界から評価されるでしょう。

素晴らしい場の提供を有難うございました。