日本アグリ研究会に参加しました。

  「 日本アグリ研究会 第二回セミナー 」
      日時:平成22年3月16日10時開会
      会場:衆議院第二議員会館第三会議室


【1】会長挨拶  武藤 完勝

【2】講演
   1、衆議院議員  小泉 俊明 先生
      演題:国際的立場に於ける日本経済の展望
   2、農林水産副大臣 参議院議員 郡司 彰 先生
      演題:日本農業のコメの戸別補償制度について

【3】会員による事例報告
   1、仲村 正幸  日本アグリ研究会に於ける会員の立場
   2、KKエスシーアクト 渡辺 光彦 DSSヒーターについて
   3、吉田 広美  トマトの着色について
   4、松元 信嘉  土壌と作物
   5、太田グループ 太田 順夫 より安全性を求めて
   6、新井 武男  低農薬により栽培
   7、榑林 敏浩  私のミニトマト栽培の理念
   8、村上 喜一  なめこ栽培について
   9、勝又 政昭  オリジナルワサビ、NHKふるさと一番放映される
  10、大竹 克   よろこばれるスイカとは
  11、吉田グループ 吉田 正治  これからの農業
  12、丸山 ヤス子 安全性野菜を求む
  13、KK染谷    バイオ25・肥料・液肥・さば肥料


日本中のあちらこちらから30数名が参加しました。
私も友人の小倉さんの誘いで急遽参加しました。


一口に有機栽培といっても、農家の皆様が個々の工夫でやっている場合が多く、
それぞれににこだわりを持って、また頑固なこだわりで・・・・・
この頑固なこだわりが良い野菜を作っていくんです。



発表する農家の方のご苦労が、話の中ににじみ出ていました。
紙面の関係上、詳しく書けないのが残念です。



一様に言える事は、作るのはうまいが、販売の方に力が向いていない。
出口と入口がどちらも動くようになれば、良き生産者と言えるのでしょう。
これからの大きな課題だと思います。



小泉 俊明衆議院議員は、食糧自給率を上げたい。
カロリーベースで41%・・・実質は23%〜28%を行ったり来たり!
食糧を輸出できる国は6カ国と少ない、と話してくださいました。



郡司 彰農林水産副大臣は、急な国会対応が出来た為とうとう出席されませんでした。
代行で、石津 政雄衆議院議員がお話くださいました。
元、大洋村村長からの転身だけに、農業における地域行政の対応に
明確に答えて下さいました。
力強いパートナーだと思いました。



夜、ガイアの夜明けというテレビを見ました。
熊本のしその葉を台湾で売る。 有機栽培に関心の深い台湾の人々が
日本の商品は、安全で安心との判断をしている。
責任を感じる場面であった。
青森のリンゴを中国で売り込む。  中国は日本の30倍もリンゴを生産している。
それをヨーロッパやアジアに既に売っている。 日本の富士も作られている。



品質一本勝負で世界に出て行く日本の農業。
一人でテレビを相手に拍手!!!



頑張れ!日本の農業。 世界に出て行こう。
守りは沈む、攻撃こそ生きる道。
世界相手に頑張れる農産物。



ニームの果す役割がそこにある。



安心と安全である日本の農業を、持続させねばならない。
日本の農業を真剣に考えた一日でした。