6月勉強会報告

平成26年6月24日午後13時より、渋谷区立勤労福祉会館
にてNPO法人日本ニーム協会6月勉強会が行われました。
講師として石見尚氏、浦山欣二氏をお招きしました。





石見氏のテーマは「TPPとニーム」。
石見氏は1925年生まれ、東京大学農学部卒、農学博士で
日本の戦後農業の生き字引きです。
今回は12ページに渡るレジメを作って頂きました。この
レジメだけでも大変な価値のあるものでした。
特に、ニームの特許の問題は良き提言だと思います。
88歳になられた今でも大変お元気な石見氏。
引き続きニーム協会の顧問として活躍して欲しいと思い
ます。



浦山欣二氏のテーマは「日本の原発」。
浦山氏はGE5年、WHに27年と、原発のエンジニアとして
活躍されてきました。
日本原子力発電KK、第一原発)建設、GE-BWRとして、
日本原発の第一号に対応した方です。
正に、原発の生き字引きです。



福島原発は天災と人災が重なったものである」


「GE、WHでは、『もしも』を想定してあらゆる状況に対
応できる様に考えるのがエンジニア」


と言っていました。
科学者とエンジニアの違いを詳しくお話されました。
また日本の原発の状況を詳しく教えて頂きました。
二人の生き字引きは88歳と77歳ですが、おそらく血の小
便が出る程勉強されたと思います。
そして日本だけでなく世界で通用する人間となり、プラ
イドを持って生きておられます。
素晴らしい人生ではありませんか。
今日教えを乞い勉強できたことは、最高の時間でした。
二人の先生、有難うございました。


稲葉会長の挨拶では、3月13日のニーム協会セミナーか
ら今日まで3ヶ月間の報告をしました。


3月に講師で来られたリリーさんはミャンマーに、
ダボ氏はセネガルに帰国しました。
来年行く予定のアフリカプロジェクトをスタートさせま
した。
5月2日、ニームが4つの癌に効果が有ると論文発表し
ました。前日本大学の秋久教授の訪問を受け協力を依頼
しました。
5月9日、榎本理事が勉強の為、オーストラリアに出発
しました。
又5月はフィリピンの議員及び知事が来日、対話をしま
した。
6月はカザフスタン、モンゴル、ベトナム、フィリピン、
カンボジア等でがんばっている人達の対応をしました。
先日沖縄の友人が来て、沖縄のニーム対応をしました。


今年も会場の皆様に、活きの良いニーム苗をプレゼント
しました。
“今年のニーム苗の様に、一気に延びたい”
そういう想いでの6月の勉強会でした。
有難うございました。


                  衆生無辺誓願