「免疫とウェルネス」安保 徹氏

財団法人 日本ウェルネス協会 主催
2010年2月20日(土) 14:00〜16:30
江戸東京博物館 学習室にて


ウェルネスステップ・アップ講座として、
新潟大学医学部教授 免疫学者 安保 徹先生の講演が行われました。



最新免疫学として  「免疫革命」  「薬をやめると病気が治る」
「体温免疫学」  「医療が病いをつくる」 他、著書多数



先生は、1947年生まれ、東北大学医学部卒業
アメリカ アラバナ大学留学中
 「ヒトNK細胞CD57に関するモノクローナル抗体」 を作成
 胸腺外分化T細胞  を発見
 白血球の自律神経支配のメカニズム 解明
 マラリア感染の防御に関する 発見
   など国際的に活躍している。


先生の講演を総括すると、
 ・生き方の片寄りが病気を作る。 
 ・病気の約7割は、体の疲労からくる。
 ・リラックス3割 リラックスし過ぎても気迫が失われ病気の元になる。
 ・穏やかな生き方は免疫が高くなる。
 ・悩む生き方は免疫が低くなる。
 ・体を鍛えることが大切。
 ・太陽と共に生きる生活が大事。

かつてゲーテ
  「自然に近づく程、健康になり 
    自然から遠ざかる程、病に近づく」
       と言っていたのを思い出しました。
先生は早寝、早起きだそうです。


先生の講演の後、公文教授と安保先生と私とで30分、お話しさせて頂きました。

私が日本臨床代替医学会の上野 紘郁 理事長と学術提携していること、
新潟に何回か先生にお会いしに行ったことを話しました。


安保先生にもニームの葉を食べて頂きました。
私は毎日ニームの葉のお茶を何杯も飲んでいます。
体調は飲みだしてからも大変良いことをお伝えしました。
是非先生にもニームに興味を持って頂きたいと思います。


安保先生と私は昭和22年生まれの同級生です。
相撲が好きだとか、田舎の話しに花が咲きました。


私が一番聞きたかったことは、マラリアのことです。
ニームマラリアに効果があることは、
  アフリカの5ヶ国の大使が同じことを言っていました。
私は先生のマラリア感染に対する防御の発見にニームも取り入れてもらいたいと考えます。
カニズムに関しては簡単にはわかりましたが、もっと勉強して発表させて頂きます。


先生との話の中で一番受けたのは、
「先生何歳で死ぬ予定ですか?」 と聞きました。
「私は死ぬ日を決めて生きています。 種々のものは設計をするのに、
  人間は死の設計をしている人は少ないです。」
先生は 「良いことを聞いた。 必要なことだね。」 と言われました。
先生は 「120歳にするか、125歳にするか迷うが、今62.5歳なのでちょうど半分。
     今日は折り返しの日になる。」と言われ3人で大笑いしました。


時折、青森弁が出て、非常に親しみやすい先生でした。


多勢の皆様が先生のお話が聞けたら、病気に対する対応が変わってくると思いました。
医療費も少なくなるでしょう。


今日の素晴らしい出会いに感謝です。
先生いつまでも頑張って下さい。